山で使う腕時計について

2016.03.01 Tuesday 17:14
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    トレッキングや登山で皆さんは 山時計を見かけますが どんな腕時計をしていますか?

    その選択条件はなんでしょうか?
    安易にデザインや値段に左右されがちですが 本当の必要性からその性能を考えて見ましょう。
    山時計の機能として 一般的には 方位コンパス、標高高度、気圧、気温などが標準であり
    その計測データをグラフ化したり推移を見ることができたり様々です。
    私は絶対に必要な機能は 高度計、方位コンパスです。
    道迷い、ホワイトアウトなどの場合や”地図読み”が出来ればもっとも大切なギアであることは間違いありません。
    昔と比べて格段に性能がアップして 実際に使えるなりました。

    <絶対に譲れない機能とは何?> 
    一般的に”地図読み”にはプレートコンパスを使いますが その代用として”方位コンパス”は必須です。
    簡単にボタンを押すだけで方位が表示されます。 天気が良ければ太陽や月、星でも方角が判断できますが
    正確に越したことはありません。 プレートコンパスの角度ダイヤルは腕時計のダイヤルに相当していますので
    両方を見比べてみて下さい。 リングがあるでしよ! 回して合わせることも出来ます。
    自分の腕時計を良く見てみましょう。 今、気がつきました!?笑

    <もうひとつ大事なのは”高度計”です。> 
    これは気圧に左右されるのでその日の朝、登山口で合わせるのが一般的です。
    必ず「登山口の標高」と「自分の腕時計の標高」表示を比べて調整しましょう。
    調整できない人は誤差を覚えておきましょう。例+15mなど
    また標高の調整は時計のメーカー機種により違いますので 自分の腕時計は自分で覚えておきましょう。
    その場で 知人に聞いてもまったく判るものではありません。
    さてこの高度計は近年格段に性能が上がり 標高表示単位が50m、10mから最近は1mまで精度が良くなった機種があります。
    以前のスントは50m、カシオプロトレック10mでしたが 機種により1m単位まで表示されるものが出てきました。
    これはとても重要なポイントで 25000分の1地図では等圧線が5本や1本それ以上の精度です。
    私もずっとカシオのプロトレックを愛用して今は3代目(PRW-6000Y)です。
    これは標高表示が1mなので確実に自分がいる場所特定には最高のギアです。
    また他の時計メーカーもどんどん山時計に参入してきましたね。
    選ぶのに困るかもしれませんが ポイントだけはしっかりと押さえて購入してください。

    <面倒な電池交換!ソーラー時計で解決!!>
    もちろん価格も大事なポイントですが 電池交換は時計の裏蓋をめくって交換するので
    時計の精度が狂いやすい原因です。 初期のプロトレックは町の時計屋さんで電池交換するたびに標高などが狂いました。
    あげくの果てには 調整出来ない、防水が切れるなどでメーカー送りになることもありました。
    今はソーラー電波時計で寸分の狂いも無く動いています。
    購入時には電池交換のことは忘れやすいですが・・案外大切なことです。
    今でも最新・多機能 時計でも半年、1年で電池交換するものはあります。
    冬山でバッテリー切れは致命的です。

    必用な機能とポイントを抑えて自分の時計を持つことをお勧めします。

                    日本山岳ガイド協会 自然ガイド 里見 実





     
    category:ガイド豆知識 | by:inuwashi-clubcomments(0) | -

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